ブルーロック

【ネタバレ】ブルーロック 第255話「まだ燃えてる」

週刊少年マガジン 2024年4/3号 (発売日2024年3月19日)に掲載されているブルーロック 話 「まだ燃えてる」のネタバレ、みどころ、感想、考察です。

前回までのあらすじ

バスタード・ミュンヘン vs. PXG(パリ・エクス・ジュン)の試合にて、1点を決められてしまったバスタード・ミュンヘン。士道を抑えるためにフォーメーションチェンジしてマッチアップした國神、パスカットされシャルルにライバル心を持つ氷織。2人はそれぞれの「最高」は士道/シャルルを超える「挑戦」にあると考えています。

 

國神が覚醒!!士道相手にエゴむき出しのDF!

見どころ①:國神と士道のマッチアップ!

作者:金城宗幸 255話出典

 

冒頭、時光と斬鉄に囲まれたネスからグリムへ、そこから七星よりも一瞬早く、カイザーへとパスするカイザーシステムからスタートします。しかし、そのカイザーへのパスをキング馬浪並の勢いで割って入ってくる士道と國神がREVENGE MATCH UP!!やはり因縁深いマッチアップだけにかなりの熱量を感じます。(以前からも感じていましたが、烏はカイザー狙いなのか?)

作者:金城宗幸 255話出典

 

見どころ②:シャルルに翻弄される氷織

作者:金城宗幸 255話出典

 

激しい競り合いの果てにボールは雷市のもとへ、しかしその雷市のボールゲットを予見していたシャルルによってボールをダッシュされてしまいます。シャルルを超えることを「最高への挑戦」と捉えている氷織は、自分が雷市をフォローしてればキープすることができたと回想。シャルルのスキマを狙ってくる発想力に勝つには、このような細かい場面での読み合いに勝たないといけないが、その難易度の高さから、シャルルのことを初見殺し、死にゲーのボスと例えています。

作者:金城宗幸 255話出典

見どころ③:またも國神 好セーブ!國神のエゴはまだ燃えてる!!

作者:金城宗幸 255話出典

 

雷市と氷織をいとも簡単に躱したシャルルに、PXGのもう一人のエースストライカー 糸師凛が近づいてきます。この試合初のシャルルと凛の絡み!パスを要求する凛に対して、シャルルは「その走行(ラン)つまんなぁい」と天邪鬼に言い放ち、思わず舌打ちする凛。凛を囮にドリブル突破を仕掛けます。しかし、このドリブル突破を読んでいた氷織がシャルルに追いつきます。

作者:金城宗幸 255話出典

 

しかしそれすら読んでいたのか、氷織の読みを嘲笑うかのように右足でアウトサイドパスを行います。氷織を翻弄し、フィールドを支配するシャルルからパスの先には、1点目を上げた士道龍星がまたもランしています。

作者:金城宗幸 255話出典

 

しかし、このパスをジャンピングブロックし、好セーブする國神。これに士道へパスが通らないことを気にしているシャルル。どうやら1点目とは違い、このパスは狙って出していたのかもしれないですね。

作者:金城宗幸 255話出典

 

これに対して、潔は國神のパフォーマンスが士道とのマッチアップし始めてから明らかに上がっていることを感じ取り、國神は士道への復讐心という感情から最高表現する「自分型」であると分析します。

作者:金城宗幸 255話出典

見どころ④:「また一緒にステーキ喰おーぜ」

潔が國神のエゴが燃えていることを認識した一方で、相棒(バディ)である氷織は國神が士道を封じることによってフィールドの均衡が変化することを感じ取り、走り始めます。また激しい競り合いで、テンションの上がっている國神と士道、因縁のある2人はパスカット後にトラッシュ・トークに花咲かせています。そのトラッシュ・トークにトラッシュ・トークで割って入ってくるのは、もちろんこの人、「手伝えよ 俺の爆発」と言った後に「また一緒にステーキ喰おーぜ」と言います。これには、一瞬悪態をついていた國神も微かに以前のような目つきに変化しているように見えますね。そして潔は、潔、氷織、國神による最高×最高×最高の三連挑戦化学反応(トライフローケミストリー)を起こすことを思いつき、走り出すところで、次話「裏の裏の裏」へと繋がります。

作者:金城宗幸 255話出典

 

まとめと感想

フランス戦で描かれるメインテーマの一つである國神と士道のマッチアップがついに始まりましたね。2次セレクションからの因縁を持つ2人。そしてシャルルと氷織のマッチアップも描かれていました。今のところシャルルのほうが一枚上手のようですが、氷織も國神が士道を封じたことによる戦場(フィールド)の均衡の変化に気づいていましたから、何かしらの形でシャルルに一泡吹かせてほしいです。それに次号タイトルが「裏の裏の裏」ということも考えると、誰が誰の裏を読むのか、そこが重要になってきますね。

そして3人の三連挑戦化学反応(トライフローケミストリー)はどのような形で描かれ、誰がゴールを決めるのかも見どころになってきますね。個人的にはドイツに勝ってほしいので、3点は國神、カイザー、潔が取っていくのかなと考えていますが、その点も今後の見どころになってきますね。

 

次回は、週刊少年マガジン2024年4/3号 (発売日2024年3月19日)に掲載予定です。